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コラム
愛犬が散歩中に歩かなくなって、「なぜ歩かないんだろう?」「どう対処してあげればいいんだろう?」と気になっている飼い主の方はいませんか?
本記事では、上記の疑問を持っている方に向けて犬が散歩中に歩かないときに考えられる原因と原因ごとの対処法について解説します。
愛犬とずっと散歩を楽しむために知っておきたいポイントについてもまとめるので、ぜひ実践し愛犬の健康管理に役立ててください。
目次
1.犬が散歩で歩かない・・・6つの原因と、それぞれの対処法
犬が散歩で歩かないときは、以下6つの原因が考えられます。
- ・体調が悪いから
- ・シニア犬になって体力が落ちているから
- ・暑い・寒いから
- ・怖がりだから
- ・トラウマがあるから
- ・散歩グッズが気に入らないから
本章では、犬が歩かないときに考えられる原因ごとの対処法を解説します。愛犬が散歩中に歩かなくなったときは、ぜひ参考にしてください。
1-1.【原因】体調が悪いから
病気によって歩行に必要な体力がなくなったり、足腰をケガしてしまって歩行が苦痛になったりと、体調不良が原因で歩けなくなる場合があります。
1-1-1.【対処法】愛犬の様子をよく観察する
犬には自分の体調不良を飼い主に伝える術がなく痛みを隠す場合もあるため、飼い主が愛犬の異変に気づかなくてはいけません。
散歩中は愛犬の様子をよく観察し、歩かないとき以外にも、呼吸がゼーゼーと荒い、足を引き摺るなど普段と様子が違う場合はできるだけ早く動物病院を受診してください。
1-2.【原因】シニア犬になって体力が落ちているから
加齢に伴う感覚機能の衰えも散歩中に歩かなくなる一因です。
犬は高齢になると体力の低下によって散歩中に疲れやすくなり、運動自体が億劫になることも。感覚機能が衰えると周囲の状況を捉えにくくなって外出自体が怖くなります。
愛犬自身が散歩を嫌がるようになったとしても、散歩をしなければ健康を保つために必要な運動量を確保できず感覚機能・足腰の衰えが加速するため、適切な対処によって散歩を続ける工夫が必要です。
1-2-1.【対処法】シニア犬の体に合わせた散歩をする
愛犬がシニア犬になっても散歩を続けるうえで、1回の散歩を短くして代わりに1日の散歩の回数を増やす方法が効果的です。
体力の落ちているシニア犬にとって長時間の散歩は負担が大きいため、1回の散歩時間は短くし、回数を増やして運動量を確保します。
なおシニア犬は足腰が弱っている場合が多いため、散歩中は転倒を防ぐために滑りにくい地面を選びながら散歩しましょう。
シニア犬の散歩に関してさらに詳しく知りたい方はコラム「老犬にも散歩は必要?よくある疑問への回答も詳しく解説!」をご参考ください。
1-3.【原因】暑い・寒いから
犬は暑い、寒い、雨が降っているなどの特定の気候によって散歩を嫌がり、散歩中に止まる場合があります。
特に暑さを嫌がる犬は少なくありません。犬は人間より地面に近いため地熱と照り返しの影響を受けやすく、汗をかけないため体から熱を逃がすのも不得意です。特に地面と近い小型犬は暑さが苦手です。
嫌がる気候は犬種・個体によって異なるため、散歩中に歩かないときは気候に意識を向けて愛犬が気候が原因で嫌がっているのか、気候が原因であればどのような気候が嫌なのかを突き止めましょう。
1-3-1.【対処法】暑い日:愛犬の体温が上がらない工夫をする
愛犬の体温を上げずに散歩を行うためには、涼しい時間帯・場所を選んで歩く工夫が効果的です。早朝や夕方以降などの比較的涼しい時間帯に、素足の犬でも暑くない土や芝生などのアスファルト以外の場所を歩くと暑さ対策になります。
水分補給の回数を増やすと熱中症のリスクが軽減します。犬用のスポーツドリンクをあげれば、水は家で飲むものだと認識して散歩中に飲んでくれない犬も飲んでくれます。
他にも散歩時間を短くする、冷感グッズを活用するなどの工夫で愛犬の体内に熱を籠らせない工夫が必要です。
1-3-2.【対処法】寒い日:愛犬用の寒さ対策をする
散歩中の寒さを和らげるためには、事前に家の中で運動をさせて愛犬の体を温めておき、防寒グッズを着させてから散歩に出かけましょう。
散歩は日中に温かい時間帯に行い、散歩時間を短くすると愛犬の体が冷え込むのを防げます。
寒い日の散歩中は地面が凍結して滑りやすくなっている場合があるため、転倒を防ぐために犬の足元に注意しましょう。
1-3-3.【対処法】雨の日:愛犬が濡れないように工夫する
愛犬が雨の日の散歩を嫌がる場合は、防水加工されたレインコートやブーツなどを着用させると濡れないので普段通り散歩できます。
散歩中は水溜まりを避けて愛犬が濡れるのを防ぎましょう。
1-4.【原因】怖がりだから
臆病な性格の犬や散歩デビューしたてで散歩に不慣れな犬は屋外を怖がり、散歩中に恐怖の対象があると歩かない場合があります。
愛犬が特定の方向を意識しているのであれば、恐怖の対象がある可能性が高いといえます。
1-4-1.【対処法】散歩中の刺激を減らしてあげる
新たな刺激は恐怖の対象になりやすいので、散歩は人混みの少ない時間帯や静かな場所を選んで行いましょう。また散歩コースを固定化すると新しい刺激が少なくなるため、愛犬の恐怖心を減らせます。
散歩前に練習をして慣れさせるのも一つの手です。
1-4-2.【対処法】散歩デビューの場合は徐々に慣れさせる
子犬に散歩を嫌がられた場合の代表的な対処法は、自宅で散歩の練習をして慣れさせる方法です。練習はリード、ハーネス、首輪を装着して実際の散歩になるべく近い状態で行うと効果が上がります。
はじめての散歩は、10分程度から徐々に時間を延ばすと、少しずつ慣れさせることが可能です。散歩中はリードを引っ張らずに子犬に合わせてゆっくり歩けば、散歩への苦手意識を薄められます。
1-5.【原因】トラウマがあるから
犬が過去に屋外で他の犬に噛みつかれた、車にクラクションを鳴らされたなどの嫌な経験をしていると、散歩を嫌がって歩かなくなる場合があります。
特にトラウマの対象になりやすい他の犬、車、自転車、歩行者などと遭遇したときに、愛犬のトラウマがフラッシュバックして散歩を拒否する可能性は低くありません。
1-5-1.【対処法】トラウマの原因から愛犬の気を逸らす
トラウマが軽度であれば、焦らずに屋外に慣れさせていけばトラウマの克服を期待できます。散歩中はおやつ・おもちゃでトラウマの対象から気を逸らすと効果的であるため、何がトラウマなのかを知るのも大事です。
深刻なトラウマである場合はかかりつけの獣医に相談すると、プロの見解に基づいた対処法に関する具体的なアドバイスをもらえます。
1-6.【原因】散歩グッズが気に入らないから
稀にリードやハーネスなどの散歩グッズが気に入らずに散歩を嫌がる場合があります。
散歩グッズのサイズが体に合わない、感触・匂いが気に入らないなど嫌がる原因は個体によってさまざまです。
1-6-1.【対処法】愛犬の好みに合わせて買い替える
愛犬が散歩グッズを気に入っていない様子であれば、愛犬が何を嫌がっているのかをよく観察し、好みに合わせたサイズ、間食、匂いの散歩グッズに買い替えると、散歩嫌いの解消が期待できます。
2.散歩をしないと生じる問題
「うちの子が散歩を嫌がるから」といって散歩をしないと、愛犬に以下3つの問題が生じてしまいます。
- ・生活習慣病のリスクが高まる
- ・ストレスが溜まる
- ・社会に慣れない
本章では各問題について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
2-1.生活習慣病のリスクが高まる
散歩は犬にとって適切な運動量を保ち健康を維持するうえで最も有効な手段であるため、散歩をしないと健康を害する恐れがあります。
具体的には肥満や糖尿病などの生活習慣病を発症するリスクを高め、心臓にかかる負担が大きくなったり犬が呼吸をしにくくなったりしてしまいます。足腰も衰えてしまうため、「歩かないから」と散歩を辞めないようにしましょう。
2-2.ストレスが溜まる
犬は散歩をせず運動不足になるとストレスが溜まり、ストレスが溜まったサインとして吠える・噛むなどの行動を起こす場合があります。
吠えと噛みつきは飼い主の家の中だけの問題に収まらず、近隣の方に迷惑をかける恐れがあります。吠えは騒音トラブルにつながり、噛みは万が一他の家の犬や通行人などが被害に遭ってしまうと、飼い主は監督不行き届きとしてペナルティを課せられる恐れがあります。
近隣トラブルにつながる場合があるため、散歩をして愛犬のストレスを解消してあげましょう。
2-3.社会に慣れない
犬にとって、散歩は知らない世界や物事に触れ合う機会でもあります。散歩をしないと社会に慣れず、屋外に対する警戒心が強くなってしまうことも。
強い警戒心を持った状態で散歩をすると、強いストレスを感じ先述の吠える・噛むなどの問題行動につながる恐れがあります。そのため、散歩を通じて徐々に社会に慣れさせてあげることを心がけましょう。
3.犬が散歩で歩かないときのNG対処法
犬を歩かせようとするときに間違った対処法を取ってしまうと、解決しないだけでなく状況が悪化する恐れがあります。
例えばリードを無理やり引っ張る行為は、恐怖や体調不良を理由に散歩を嫌がっている場合は逆効果になることも。散歩への苦手意識が高まってしまうだけでなく、飼い主との信頼関係を損なってしまう恐れがあります。
かと言って、甘やせばいいわけではありません。急に立ち止まったからとすぐにペットカートに乗せたり、おやつを与えたりすると「立ち止まると良いことが起こる!」と犬が勘違いをし、歩かなくなってしまうこともあります。
愛犬が立ち止まったら飼い主も立ち止まって様子を見たり、おやつは適度に与えるなど、状況に応じて柔軟に対応してみてください。
4.愛犬とずっと散歩を楽しむためにできること
愛犬との散歩を長く楽しむには、愛犬の健康を保ちつつ「もしも」に備えて対策をする必要があります。具体的な方法は以下の3つです。
- ・「ペットメディケーション」で愛犬の健康を保つ
- ・犬用の健康グッズを活用する
- ・「もしも」に備えて愛犬を危険から守る
本章ではそれぞれの方法について、実践しやすいように具体的に解説します。
4-1.「ペットメディケーション」で愛犬の健康を保つ
「ペットメディケーション」とは、自分の健康を自分自身で維持する「セルフメディケーション」をペットに応用した考え方です。
日頃から飼い主自身がペットの健康に意識を向けて健康維持に努めることで、ペットの健康寿命を延ばし、長く一緒に過ごすことができるでしょう。
ペットメディケーションに関して詳しく知りたい方はコラム「ペットメディケーションとは?ペットの健康を守るために飼い主ができること」をご参考ください。
4-2.犬用の健康グッズを活用する
犬用の健康グッズには以下の通りさまざまな種類がありますが、愛犬に合った商品を探して使うことがポイントです。
犬用の健康グッズ一覧
種類 | グッズ |
---|---|
フード |
ドッグフード おやつ サプリメント 餌やり用品 水やり用品 |
ケアグッズ |
デンタルケア 被毛・皮膚ケア 涙やけ・耳ケア 爪切り・爪とぎ |
散歩グッズ |
首輪 リード ハーネス キャリー カート ウェア |
トイレグッズ |
トイレ 衛生用品 お掃除用品 介護用品 |
寝具グッズ |
ベッドケージ ハウス 犬小屋 マット |
老化やケガによって散歩がしにくくなっているときは、歩行をサポートするグッズ「ACCAPI®×SOZO® EQTペット用 ネックバンド」の活用がおすすめです。
ACCAPI®×SOZO®ペット用ネックバンドとは、「ネックバンドをつけるだけ」でペットのふらつき、転倒防止、歩行をサポートするペット用ネックバンドです。スポーツ・体力回復・健康、3つの分野で注目を集めている、イタリアで生まれた新素材「ACCAPI® EQT」を活用しています。
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4-3.「もしも」に備えて愛犬を危険から守る
散歩中に飼い犬の迷子や災害が起こったときに備え、事前に対策をとることも大切です。
環境省の調査によると、毎年全国で10万頭以上の迷子犬が保護されており、その何倍もの飼い犬が迷子になった飼い主による捜索が行われています。
迷子を予防するために放し飼いをしないのはもちろん、大きな音に驚いて逃げてしまわないよう、大きな音が鳴る工事現場やお祭りは避けて散歩することをおすすめします。万が一、迷子になったときにも発見・確保がしやすいように、首輪に飼い主の氏名や電話番号を記載した迷子札をつけておくのもポイントです。
災害などの有事に備えて、いざというときに慌てないよう、ペットに基本的なしつけをして備えておくのも重要です。避難するときは、ペットと一緒に避難できるよう日頃からキャリーバックやケージに入ることなどに慣れさせておきましょう。
まとめ|愛犬と散歩を楽しんで健康的な生活を送ろう
犬にとって日々の散歩は、必要な運動量を確保しつつ、外部からの刺激によって感覚機能も維持できるなどメリットが豊富です。もしも愛犬が散歩中に歩かなくなってしまったときは、全身状態の観察をし、必要に応じてかかりつけの獣医へ相談するなど、適切な対応をするようにしましょう。
本記事で解説した内容を参考に、愛犬との散歩を長く楽しんでください。
なお、犬種・年齢ごとの散歩の頻度・時間の目安について、以下コラムで紹介しています。お散歩初心者の飼い主の方は、ぜひご覧ください。
「犬の散歩完全ガイド|頻度・持ち物・マナー、愛犬の健康を保ちつつ楽しく散歩するポイントまで」
※事業再構築補助金により作成
【記事執筆者】ACCAPI®×SOZO®編集部|ペットがいつまでも健康で、家族みんなの毎日が豊かになるように。本コラムでは、愛犬の健康や散歩に関する情報をお届けしています。
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